見込残業代

本来1分単位で計算する残業代を、「毎月〇時間分固定で渡しますよ」という仕組み。

固定残業代ともいう。

これにより人件費の固定化を図ることができる。

ただ、当然の話だが、10時間の見込残業の人が30時間残業すれば、足りない20時間分はどのみちちゃんと計算しなければならない。

この辺りを誤解して、追加でビタ一文払わないケースも見られる。当然違法で、賃金未払い状態。請求されると必敗ではなかろうか。

また、人件費の固定化は経営者にとっては都合が良いものの、働く側としては「頑張って長時間働いても給与変わらないジャン」という捉え方になり、士気が下がる。

「残業しない方がお得じゃん。効率よくやろ」という捉え方にはなかなかならない。

ちなみに・・・45時間を超える見込残業を設定しているところには、見直しのお手伝いをしています。

無理なく少しずつ変えていきましょう。

関連用語:

サービス残業

年俸制

賃金

未払い賃金の請求

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